
こんにちは、青柳です。
今回はホワイトバランスを意識するうえで、もっとも大切なことは「あなたの写真が正解の写真」だということを書いていきます。
このカテゴリーでは、これからミラーレス一眼を始めたいと思っているあなた、又はやり直したいと思っているあなたに向けて書いています。
かくいう私も、何も勉強せずに撮りまくっていただけなので、これから一緒に「ゆる〜く」ウデをあげたいと思うのでよろしくです。
✅趣味がカメラと言えたらカッコいいと思っている
✅こんな時代だから、スマホではなくあえてカメラを持ちたい
✅こだわっているフリをしたい(笑)
目次

ホワイトバランスとは、被写体に当たる光の色を補正して、白いものを白く写すための機能です。
被写体には、太陽光や電球などの様々な光が当たっています。
実はこれ、肉眼では光の種類を見分けることはできませんが、光の種類によって色が付いているんです。
写真をプリントした際に、赤っぽい光とか、青っぽい光が写っていたことはないでしょうか。
この偏りを無くすために備えられた機能が、ホワイトバランスです。
あなたの持っているカメラにも、ホワイトバランスという機能が備わっているはずです。
例えば室内で撮影する際に、太陽光に設定して撮影すると上手くいきません。
この場合は、電球や蛍光灯にホワイトバランスを合わせる必要がありますが、いちいち設定するのが面倒ですよね^ ^
この際に活躍するのがオートホワイトバランスです。
特別な意図がない限り、オートに設定しておくことで、人間の肉眼に近い写真を撮影することができます。
ちなみに、私のカメラのマニュアルを抜粋しますが、太陽光や電球の他に、水中での撮影を想定したホワイトバランスもあります。

後ほど紹介しますが、同じ場所でもホワイトバランスの設定を変えることで、全く違う写真になります。
オートに少し慣れてきたら、あえて自身の常識を壊す形で遊んでみるのは絶対にアリです。
大袈裟な言い方かもしれませんが、良くも悪くも、自身では想像もしなかった写真が撮れることは間違いありません。

人間の目というのは、光源に合わせて適切な色に見えるように自動的に調整されています。
カメラも、本来は太陽の元では太陽のシーン、部屋の中では電球や蛍光灯など、そのシチュエーションに合わせたホワイトバランスを選択するのが良い方法です。
しかし、正直言ってその都度いちいち変更するのは面倒です。
先述したように、人間の目が自動的に調整してくれるのと同様に、オートホワイトバランスはカメラの目を自動的に調整してくれます。
当面の間は、このオートを選択しておくのが、最も適切な方法だと考えます。
色温度とは、光が持つ様々な色を表現したもので、K(ケルビン)という単位で表現されます。
実際に色に温度があるのではなく、光の色を人間の目に見える感覚で表した数値になります。
この色温度は、高くなるほど写真は青く表現され、低くなればなるほど赤っぽく表現されます。
ホワイトバランスの実際の色温度については、先ほどのマニュアルを再度見ていただきたいのですが、太陽光では5300K、電球では3000Kと表記されています。

ちなみに、ざっくり表現するとこんな感じだよ。

では、実際に同じ場所の同じ写真で、どれだけ印象が変わるのかを見ていきたいと思います。







いかがでしたでしょうか?
この日は晴れで、撮影には申し分なかったと思います。
AUTOだと若干暗めの印象になりますが、晴天ではやはりイメージに近い感じがします。
電球や蛍光灯はまるっきり別世界ですが、意外にも水中ではイメージを損なっていない写真になりました。
こういった景色の写真では、空の色や芝の緑を見比べるのが良いのではないかと思います。

まずは、ここまで読んでいただけたことに感謝します。
今回はホワイトバランスを取り上げてみましたが、いかがでしたでしょうか。
設定によっては、全く世界観の変わってしまうホワイトバランスですが、通常はオートで全く問題ありません。
そのうえで、遊び心を持って様々なパターンに挑戦するのが良いかと思います。
写真には正解はありません。
あなたの正解が写真の正解です。
この記事が、あなたのカメラ生活のお役に立てれば嬉しいです。