✅趣味がカメラと言えたらカッコいいと思っている
✅こんな時代だから、スマホではなくあえてカメラを持ちたい
✅こだわっているフリをしたい(笑)

こんにちは、青柳です。
このカテゴリーでは、これからミラーレス一眼を始めたいと思っているあなた、又はやり直したいと思っているあなたに向けて書いています。
この記事を読んでもらえれば、あまり考えずに使用していたフラッシュについて、より理解が深まることと思います。
そして、写真を撮るうえでたった一つ意識することは「正解はない」「正しい写真なんてない」ということです。
それでは、一緒にフラッシュについて考えていきましょう。
目次

まず、あなたがフラッシュを使用する場面を思い浮かべてみてください。
室内や夜間など、光が少ない場面でのフラッシュの利用を思い浮かべるのではないでしょうか。
そもそも何故、夜間や室内でフラッシュが必要かというと、根本的に光が少ないためシャッタースピードが遅くなるのが原因です。
単純に言えば、暗いから明るくして撮影したいわけです。
このシャッタースピードが遅くなると、手ブレや被写体ブレを起こしてしまいます。
この手ブレを防ぐのに最も有効な手段がフラッシュになります。
また、このフラッシュにはポップアップ式の内蔵タイプと、外付けのタイプがありますので、まずは内蔵式を使いこなして、ハマるようであれば外付けに手を出してみるのも良いかと思います。
ちなみにポップアップ式とは上記の画像になります。
画像は私のカメラです。使用しない時は左側のようにたたんでおけますが、使用する場合は右側のように跳ね上げることで、フラッシュを使用することができます。

手振れと被写体ブレについてはこちらでも記事にしていますので、よかったら参考にしてみてね。
一口にフラッシュといっても、単純に光を発するだけではなく、実はいくつか種類があります。
ここでは、その種類を確認していきましょう。
下記の画像は、私のカメラ(オリンパス)のマニュアルの抜粋ですが、フラッシュといってもこれだけの種類があります。

ただ光るだけじゃないんだね。

一番身近なのは一番上に記載されているオート発光かと思います。単純に光を発するタイプのものですね。
マニュアルのオート発光の下には、強制発光というものがあります。今度はこれを見ていきましょう。
強制発光というのは夜間や日中に関係なく、まさに強制的にフラッシュを利用するものです。
実はフラッシュというのは、夜間だけではなく日中でも高い効果を発揮するんです。
これはオリンパスの画像が分かりやすいので、そちらを拝借してみましょう。
どうでしょうか?
本当は自分で試せばいいんですが、読者モデルがいないもので・・・( ̄◇ ̄;)
実際にここまでハッキリするかどうかはもちろん条件次第ですが、日中にフラッシュを使うという発想自体がなかった場合には、非常にオススメです。
では次に赤目軽減発光を見てみましょう。
赤目はあなたも経験がきっとあるかと思いますが、フラッシュを使うと人物の目が赤く光ってしまうことです。
これもオリンパスの画像を拝借いたしましょう。念のために再度言っておきますが、私のカメラはオリンパスです^ ^
いかがでしょうか?
やはり赤目軽減発光は使用した方が自然ですよね。これを使用しないと目がターミネーターみたいになってしまいます^ ^

ターミネーターって、映画なんだけど知ってる?
ターミネーター2はカッコ良かった
次にスローシンクロなるものを見ていきましょう。
これは夜間での撮影時に通常のフラッシュを使うと、どうしても特定の場所だけに光が当たってしまうので、全体が明るくできないという欠点があります。
これを補ってくれるのがスローシンクロです。
これは通常のフラッシュ撮影とは違い、露光時間(光を取り入れる時間)を長くすることで特定の部分だけではなく全体的に写真に光を取り込めるものです。
これもオリンパスの画像を拝借しましょう。
いかがでしょうか?
分かりやすいといえば分かりやすいですよね。
ただしこの場合は、手振れを起こす可能性が高いので三脚の使用をオススメします。
この他には、ちょっとだけ中級者向けになるのでしょうか、後幕(あとまく)シンクロなんて機能もありますが、結構いっぱいいっぱいになっていると思うので、今回は割愛します。
ぜひ、ご自身でも遊びながら試してみてください。

ここではフラッシュ撮影でのメリットについて考えていきますが、単純に考えて、暗い場所でも被写体は明るく写り、手振れを防げる。
まさにこれがフラッシュの醍醐味でもあります。
フラッシュは夜間に使用するものと思いがちかもしれませんが、決してそんなことはありません。
先述したとおり日中でも高い効果を発揮しますので、これを使用しない手はありません。
残念ながら、フラッシュ撮影にはデメリットも存在します。
強制的に光を当てているので、どうしても自然な光には勝てません。
また、見た目にはかなり強く光っているように見えても、実際には光の届く距離はかなり限定されてしまいます。
さらに、真正面から光を当てるので被写体によっては立体感がなくなり、不自然な写真が出来上がってしまうことがあります。
先述した赤目なんかもデメリットの一つです。
しかし、そんなデメリットを補うために赤目軽減やスローシンクロという機能がありますので、これらを上手に利用することがフラッシュ撮影を楽しむコツと言えます。

まずは、ここまで読んでいただけたことに感謝します。
本当にありがとうございます。
非常に簡単ではありますが、ざっくりとフラッシュ撮影の紹介を行なってきました。
フラッシュ撮影は、単純に発光して明るく写すというものではなく、いくつかの利用方法があることがお分かり頂けたのではないかと思います。
このカテゴリーでは、専門的に追求するというよりは、少し知っているんだぞという部分を取り上げております。
実際にはそれで充分なレベルであり、あなたの周りにも今回の記事のような違いを説明できる人は、そうはいないと思います。
写真に正解はありません。
真っ黒だろうが、真っ白だろうが、そこにあなたのこだわりがあれば、それが正解です。
今回の記事が、少しでもあなたのカメラ生活のお役に立てれば幸いです。
気負わずに、ゆる~く成長いたしましょう^ ^