
こんにちは、青柳です。
このカテゴリーでは、これからミラーレス一眼を始めたいと思っているあなた、又はやり直したいと思っているあなたに向けて書いています。
この記事を読んでもらえれば、AF(オートフォーカス)についての種類と中身を理解していただけると思います。
そして、写真を撮るうえでたった一つ意識することは「正解はない」「正しい写真なんてない」ということです。
それでは、一緒にAF(オートフォーカス)について調べていきましょう。
✅趣味がカメラと言えたらカッコいいと思っている
✅こんな時代だから、スマホではなくあえてカメラを持ちたい
✅こだわっているフリをしたい
目次

まず最初に、フォーカスというのは焦点(ピント)を合わせることを言います。
このフォーカスそのものは、AF(オートフォーカス)とMF(マニュアルフォーカス)の2種類があります。
今回取り上げるAF(オートフォーカス)は、ほとんどの被写体で自動的にピントを合わせてくれる便利な機能です。
MF(マニュアルフォーカス)は、マクロ撮影時などのピントが合わせづらい場合に有効な方法で、レンズのフォーカスリングを回すことで調整が可能になります。
各メーカによって、AFの種類は若干の違いがあります。
私の場合はオリンパスを使用していますので、オリンパスを前提に話を進めますが、基本的な考え方は同じですので、安心して読み進めてもらえれば嬉しいです。
まずはこちらをご覧ください。

これは、私の使用しているオリンパスのカメラのマニュアルです。
これを見る限り、今回は割愛するマニュアルフォーカスを含め5種類のフォーカスが用意されているのが分かります。
一番上のシングルAFについては分かりやすいかと思いますが、風景写真などの際に、ピントを合わせて撮影するもので、カメラを持つ方なら誰しもが経験はあろうかと思います。
「ピピッ」てなるやつですね。
その下のコンティニュアスAFというのは、耳慣れないかもしれませんが、これは風景写真とは違い、動いている被写体を目的に撮影する場合に使用されます。
例えば子供やペット、動く電車などが挙げられます。
これは対象である被写体を追い続け、連続してピントを合わせる機能になります。
ターゲットというのは、その写真の中でどこにフォーカスしたいかということを表します。
シングルターゲットやグループターゲット、オールターゲットがあります。
以下の写真をご覧ください。

左側の飛行機がシングルターゲットと呼べれ、ピンポイントでピントを合わせる方法です。
右側の鳥の写真は、シングルより範囲が広くグループターゲットと呼ばれます。
この他に、オールターゲットというものがあり、この場合は緑の網目が写真全体に広がることを指します。

これはコンデジでも馴染みがある機能かと思いますが、カメラが自動で顔を検出し、そこにピントを合わせる機能です。
これは先ほどのシングルターゲットやオールターゲットと異なり、子供が数人で並んでいるような際でもカメラが顔を認識し、そこにピントを合わせてくれるので、集合写真などでは非常に有効です。
また、顔だけではなく瞳を中心にピントを合わせる機能も充実していますので、色々と遊び心満載で楽しむことができます。
以下の写真のような感じですね。

これらの他に、追尾AF(オートフォーカス)というものがあります。
これは、動き回る被写体にピントを合わせ、画面の中にいる間はずっと被写体を追い続けるというものです。
先ほどのコンティニュアスAFとの違いですが、コンティニュアスAFは、カメラを構えていてそこに向かってくるものを写す場合。
より具体的な例を出すと、運動会でゴールに向かってくる子供。駅のホームに入ってくる電車などが挙げられます。
対する追尾AFは、動きの読めない鳥や遊びまわる子供を追いかけてくれるイメージです。

まずは、ここまで読んでいただけたことに感謝します。
本当にありがとうございます。
非常に簡単ではありますが、ざっくりとAF(オートフォーカス)の紹介を行なってきました。
AF(オートフォーカス)は非常に便利で優秀な機能ですが、もちろん完全ではありません。
しかし、初心者のうちはせっかくの素晴らしい機能を存分に使いまくることも必要です。
このカテゴリーでは、専門的に追求するというよりは、少し知っているんだぞという部分を取り上げております。
実際にはそれで充分なレベルであり、あなたの周りにも今回の記事のような違いを説明できる人は、そうはいないと思います。
写真に正解はありません。真っ黒だろうが、真っ白だろうが、そこにあなたのこだわりがあれば、それが正解です。
今回の記事が、少しでもあなたのカメラ生活のお役に立てれば幸いです。
気負わずに、ゆる~く成長いたしましょう^ ^