
こんにちは、青柳です。
このカテゴリーでは、これからミラーレス一眼を始めたいと思っているあなた、又はやり直したいと思っているあなたに向けて書いています。
かくいう私も、何も勉強せずに撮りまくっていただけなので、これからあなたと一緒に知識を増やして「ゆる〜く」ウデをあげたいと思うのでよろしくです。
✅趣味がカメラと言えたらカッコいいと思っている
✅こんな時代だから、スマホではなくあえてカメラを持ちたい
✅こだわっているフリをしたい(笑)

この記事を最後まで読んでいただければ、ブレに対する理解がきっと深まります。
目次

いわゆる「手ブレ」とは、撮影時にカメラを持つ手が動いてしまうカメラブレを指します。
これは、撮像素子の露光中にカメラを動かすと、写真全体が不鮮明な状態になりますが、カメラ(レンズ)に内蔵されている手ぶれ補正機能を使用することで、大きく軽減されます。
ミラーレス一眼には、メーカー毎にそれぞれ特徴のある手ぶれ補正機能がありますが、それぞれで補正機能が異なります。
手ブレ補正機能には、レンズでブレを補正する「レンズ内手ブレ補正」と、撮像素子全体が動く「ボディ内手ブレ補正」があります。
メーカーごとに採用方式が異なりますので、どちらが自身にあっているのかも検討する必要があります。
カメラの撮影では、ブレには大きく分けて2種類があります。それが、手ブレと被写体ブレです。
手ブレは、撮影時に手が動くことでカメラ全体が揺れてしまうことが原因です。
これは、本人が意図しなくても、シャッターを切った瞬間(右手の人差し指でシャッターを押した際に、その重みでカメラが揺れる)などに、カメラが沈んでしまうのが代表的な例です。
被写体ブレは、シャッターを切る際に被写体が動いてしまうことが原因で起こります。
子供や動物、列車などが分かりやすい例です。この場合は、カメラを固定しようがしまいが関係ありません。
ブレを回避するための有効な手段としては、三脚の使用が挙げられます。
三脚でカメラを固定することにより、右手の圧力が軽減されるほか、セルフタイマーをセットすれば、カメラへの負荷がかからずに撮影を行うことができます。
ただし、風景写真などには有効ですが、動き回る子供を撮影したい場合などは、柔軟性にかけると言わざるを得ません。

手ぶれ補正を利用することで、ブレが起きやすい室内での撮影を比較的容易に行うことができます。
下記の画像は、私の使用しているカメラのパンフレットの抜粋ですが、このような室内での撮影が可能になります。


いや、パンフレットじゃなくて、自分で撮れよ。
何やら声が聞こえてきますが、夜間撮影の記事をいずれ書きたいと思うので、その際に自分で撮影します^ – ^
多くのミラーレス一眼には、シーンモードというものが備えられており、用途に応じた使い分けができます。
これは初心者にはとても嬉しい機能で、面倒な設定を行わなくてもカメラが自動的に最適な写真をとってくれるものです。
ポートレートや風景、スポーツなど、複数のパターンが用意されており、その中に夜間撮影に適したモードもあります。
この設定を行うと、手ブレを最小限に抑えて、夜間でも綺麗な写真を撮ることが可能になります。
ただし、絶対ではありませんので、ここ一番という時は三脚の使用をおすすめします。

手ブレを起こす原因の一つとして、シャッタースピードとの関係が挙げられます。
単純に言えば、シャッタースピードが遅い(例:1/50・1/100)ほうが手ブレを起こしやすく、早ければ(例:1/500・1/1000)起こしにくくなります。
シャッタースピードが遅いということは、単純にシャッターが切れるまでの時間が長いということを表しています。
シャッターがゆっくり切れるため、その間に手ブレを起こしやすくなります。
対して、シャッタースピードが早いということは、それだけ瞬間的にシャッターが切れることになります。
極端な表現をすれば、手ブレを起こす間も無く、シャッターが切れるということになります。
ISO感度については別記事で詳細を書きますが、ミラーレス一眼では、ISO感度を設定できるようになっており、これを上げることで、シャッタースピードとのバランスを取ることができます。
ただし、ISO感度を上げると写真のノイズ(ざらつき)が大きくなりますので、これは単純に上げ下げすれば良いというものでもありません。

まずは、ここまで読んでいただけたことに感謝します。
手ぶれ補正については、各メーカーで独自の機能を備えていますので、それらを考慮してカメラ本体を選ぶのも良いでしょう。
意図したブレであればともかく、いわゆるピントが合っていない写真だと、上手い下手の問題ではなくガッカリしますからね(^ ^)
手ブレ・被写体ブレ・シャッタースピード・ISO感度など、様々な要因が重なって「ブレ」は起こります。
あれこれ考える前に、色んなことを積極的に試して見るのが一番です。
(注)アイキャッチ画像については「Engin AkyurtによるPixabayからの画像」を使用しています。