
こんにちは、青柳です。
このカテゴリーでは、これからミラーレス一眼を始めたいと思っているあなた、又はやり直したいと思っているあなたに向けて書いています。
かくいう私も、何も勉強せずに撮りまくっていただけなので、これからあなたと一緒に知識を増やして「ゆる〜く」ウデをあげたいと思うのでよろしくです。
✅趣味がカメラと言えたらかっこいいと思っている
✅こんな時代だから、スマホではなくあえてカメラを持ちたい
✅こだわっているフリをしたい(笑)

この記事を最後まで読んでいただければ、画角と焦点距離のベース部分を理解することができます。
目次

焦点距離というのは、レンズの中心(主点)から撮像素子に結像するまでの距離を言います。

撮像素子については、別記事を掲載していますので、よろしければこちらをご覧ください。
通常の交換レンズには、25mmまたは40mm〜150mmといったように数値が記載されています。
数値が固定されたものを短焦点レンズ(右側)、数値が調整できるものを望遠レンズ(左側)と呼びます。
この他に、望遠レンズより調整できる範囲が狭い、標準レンズと呼ばれるレンズがあります。
標準レンズは、個人的には最も使い勝手の良いレンズです。
この数値の違いによる写真の差は、後ほど紹介します。
画角とは、撮影した際に、実際に写る範囲を角度で示したものです。

いや・・・写る角度って?
なに言ってるのかよく分かんない・・・
では、角度なんて言葉を使うより、当面は撮影した写真の、枠の大きさと考えてみてはいかがでしょうか。
この場合、焦点距離の数値が小さければ小さいほど、写真の枠は大きくなり、大きければ大きい程、枠が狭くなります。
論より証拠ではありませんが、実際に画角の違いを見比べてみましょう。
上記が、実際の焦点距離の違いをまとめたものです。
これは、三脚を立てて全く同じ場所で撮影したものです。
14mmでは全体像を把握できますが、150mmだけを見た場合、何の写真なのか判断するのは難しいですよね。
これが焦点距離の違いです。
100mmと150mmがパッと見変化ないように感じますが、窓枠の大きさを見れば、さらに望遠(近くに寄っている)になっていることがわかるかと思います。
ここで人が立っていた場合に、14mmでは判別はできませんが、150mmだとはっきりと認識できるようになります。
14mmでは画角が広い(枠が大きい)分、全体像がハッキリと分かります。
対して、150mmでは近くに寄っている分、画角が狭い(枠が狭い)ということになります。

広角レンズは、文字通り広い角度(枠が大きい)を写すことができるレンズで、風景写真などで威力を発揮するといっていいでしょう。
メリットとしては、より広い範囲を写すことができますので、どういった背景で写真を撮っているのか、非常にわかりやすいです。
先ほどの写真で実際に判断できるかと思います。
対する望遠レンズは、被写体により近づくことができるため、画角が狭いということになります。
つまりこれは、枠が狭いという表現になります。
被写体をクローズアップするのには適していますが、極端な表現をすれば、どんな場所で撮っているのかは分からないということになります。
これも先ほどの写真で判断できますね^ ^

まずは、ここまで読んでいただけたことに感謝します。
焦点距離と画角については、ミラーレス一眼を使い始めて、段々とこだわりのようなものができてから、いろんなレンズに挑戦する形でも問題ないかと思います。
初めて購入する方であれば、ダブルズームキットでセットになっている2本のレンズを使いこなすことで、更なる高みを望むことができるようになるでしょう。
あれやこれやと手を出すより、まずは手元のものを使いこなすことから考えて良いと思います。
そうすることで、より画角と焦点距離についても理解が得られ、いま読んでいるこの記事は、すごく幼稚に思えるようになるでしょう。
楽しいカメラ生活をお楽しみください。